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イブの時間 世界はここまで進化するのだろうか


S F★★★
道 徳★★★
近未来★★★★★
アニメ全6話
映画106分

◎あらすじ
世の中は、人間型アンドロイドが家の中でハウスロイドとして、人間と同じ空間にいます。

無表情で人の生活の中に溶け込む生活が当たり前となった世界。

人間に似せて作られたアンドロイドは人間と見た目は変わりない、判断するものは、頭の上にリングがつくのだった。

物語の世界では、ドリ系と呼ばれるロボットに精神依存している人々が増え続け、それを危険視する倫理委員会。

古くなったロボットが不法投棄され、街を徘徊することが社会問題となっていた。

主人公向坂リクオは、ハウスロイドの記録に、命令していない行動記録を発見する。

その行動記録にあった場所を、友達のマサキと探すと、「イブの時間」という喫茶店に着いたのだった。

喫茶店の入り口には、看板があり「当店内では人間とロボットの区別をしません」と書いてあった。

イブの時間では、アンドロイドはリングを消し、人間とかわりなく喫茶店を楽しんでいるのでした。

そんな不思議で、この世界ではあってはならない空間が喫茶店にはあった。

マサキはこの喫茶店「イブの時間」でハウスロイドのサミィが来るのを待つのだった。

◎感想
このアニメは、人類が近い将来そういう世界になってしまいそうな感じのする話です。

人間の持ち物としてのロボットが、ある日、自我をもって動き、誰かと話したりしていると、人間はアンドロイドに嫉妬してしまうのではないかと。

人とロボットの区別なんて、今の世界では感情が無いから区別できるけれども、物に感情があると、それはもう一つの個人と判断してしまうのでは?

ん〜考えさせられる作品です。

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