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バガボンド、武蔵の生き方を描いた作品です。

バカボンド

今日の作品紹介は「バガボンド」!!

スラムダンクを描いた井上雄彦さん作の吉川英治が書いた、宮本武蔵を漫画化した作品です。

実を言うと、この作品あまり好きじゃない。

だけど、人から見れば、これは良作ということで紹介します。

あらすじは、

後の宮本武蔵、新免武蔵は幼なじみ本位田又八に誘われ、出世を望み、故郷の村作州吉野郷宮本村を出て、関ヶ原の戦いに参戦した。

しかし、あっけなく若者の夢は敗戦によって叩き潰される。

武蔵は、幼いころより愛情を知らずに生きて来た。

父には命を狙われ、村人には鬼の子と忌み嫌われ、生きる意味を失っていた。

しかし、沢庵和尚に自分の存在を認めてもらい、再び剣の道を志し、名を「宮本武蔵」改め、天下無双を目指す流浪の旅に出るのであった。

21歳の春、天下無双を目指す上で、剣の達人、吉岡清十郎に挑戦するため、京の吉岡道場に木剣一本で乗り込む。
道場の門弟たちを圧倒するも、後に現れた清十郎の瞬速の剣の前に何も出来ず額を切られる。
続く吉岡伝七郎との死合で、互角に戦うも致命傷を負う。伝七郎に強くなった武蔵を見たいと言われ、京を離れ、武者修行の旅に出る。

京を出た後、沢庵と再会し、共におつうのいる柳生へ行くことを誘われるがそれを断る。

武蔵は奈良にある槍の聖地・宝蔵院に向かうのだった。

ここまでのあらすじは、はじめの方だけです。

読みたい人は、本編を読んでください。


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なぜ、自分がバガボンドがあまり好きではないのかと言うと

先に、小説「宮本武蔵」に出会っていたから。

内容が同じならいいのだが、井上雄彦のアレンジが強すぎる作品の為、どうしても、受け入れられないのです。

佐々木小次郎は、やはりいけ好かない悪者にしてほしいし、吉岡道場も、調子をこいていて、一気に武蔵にやられてしまう図式であるべきだったと思う。

でないと、後に武蔵が、いろんな事を考え、そして世の中のことを悟るまでの混沌の世界の表現が弱くなってしまったような気がする。

既に漫画のみ知っている人は、バガボンドが良作漫画でいいと思いますが、やはり吉川英治が描いた小説「宮本武蔵」の方が何倍も優れているので、ぜひ、小説「宮本武蔵」も読んでみてほしい。

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