昨年2016年にマンガ大賞を受賞したゴールデンカムイ!
しょっぱなから息もつかせぬストーリー展開で早速虜になってしまった。
ゴールデンカムイ
作者:野田サトル(Twitter)
ゴールデンカムイ1巻あらすじ
第1話 不死身の杉元
時は明治27年203高地(中国北東部の遼東半島南端)
この漫画の主人公(杉元佐一)は日露戦争で兵士として戦い、首に銃の弾を受けてもなお敵に向かっていくほどの闘志溢れ鬼神と恐れられた人間であった。
しかし、その性格上、敵だけに闘志を燃やせばよかったのだが、上官にも手を出したために日本に帰ってきていた。
金を求めゴールドラッシュのおこぼれをもらえるかもと思い北海道で砂金採りをしていたが、砂金は全然採れなかった。
そこに来ていた酔っ払いが、ふとこんな話をし始めるのだった。
昔、アイヌの人が貯めた莫大な軍資金を一人の男が盗み、それを隠したのだと、その金の量は、今のお金に換算して8億円ほど。
その隠し場所は、死刑囚の体に埋蔵金のありかを記した暗号として、刺青を彫ったという話だった。
ただの酔っ払いの戯言だと聞いていたのだが、酒に酔って眠りこけていた酔っ払いは突如杉元に銃を向ける。
「しゃべりすぎた」
鬼神杉村は、そんな脅しにはビビリもせずに酔っ払いに攻撃し、銃をぶんどり形勢逆転。
怯えた酔っ払いは、急いでその場を立ち去り逃げていく、やられる前に先手を打とうと追いかけるが、雪に埋もれた酔っ払いを見つける。
その酔っ払いは、内臓がなくなり、死んでいたがそのそばにはヒグマの足跡があった。
その酔っ払いの背中には金塊の隠し場所の暗号と思われる刺青が彫られていたので、杉元は隠した金塊の話は真実だと感じた時、熊に襲われるがアシリパに助けられる。
第2話 ウェンカムイ
アシリパに助けられるも、まだもう一頭のヒグマに狙われていると警告を受け、ヒグマを迎え撃つ準備をする。
火を絶やすまいと準備している途中に、ヒグマは現れる。
杉元はヒグマの腹に捕まり何とか生き延び、アシリパは毒矢でヒグマを狙うも外れたが、エゾオオカミのレタラに助けられる。
杉元はヒグマが覆いかぶさる力を利用して胸に銃剣を刺すことに成功し、ヒグマを退治することができた。
二人は熊を捌きながら今後金塊を二人で探そうと話をし、アシリパもその金塊のことは知っており、両親もその関係で殺されたと話す。
アシリパは両親の敵討ちで、杉元は金塊を目指す旅が始まる。
第3話 罠
二人はまずは情報収集のために小樽へ向かい、背中に刺青を入れた人間はいないかと聞いて回ることに。
情報を集める中で、やはり同じ考えをしている者もいることを知り、町から離れたところで、自分たちを狙う者の一人を罠により捕まえることに成功する。
第4話 のっぺら坊
捕まえた者は刺青を入れた囚人だった。
いろいろ情報を聞き出そうとしたが、あまり有力な情報を手に入れることは出来ず、アシリパは刺青をスケッチして他の囚人の刺青を手に入れる方法にすることにした。
そして、刺青を入れた人物が「のっぺら坊」の事を話そうとした時、頭を何者かに狙撃される。
煙幕を張りその場を逃げることに成功!周りには数々の罠を仕掛けていると、その罠の一つに狙撃して来た男は銃を取られ、その隙に杉元は男に襲いかかる。
その男は、金塊を追う屯田兵部隊の最強の戦士、北海道の第七師団だった!!
第5話 北鎮部隊
杉元と息もつかせぬバトルが始まる。
間一髪で杉元の勝利だが敵も片腕を折られながらも目潰しでかわすが、杉元がとっさに投げた銃が後頭部にあたり川に落ちていくのだった。
命のやり取りをした後は、罠で獲ったリスを食す!
幸せなひと時を過ごすも次の追っては杉元たちを狙っているのだった。
第6話 迫害
腹ごしらえも終わった二人は、後から追ってくるであろう者たちへ罠を仕掛ける。
そしてまた一人囚人を捕まえる。
しかし、捕まえた男は脱獄のプロ。口の中に含んだ刃物を取り出し逃げ出す。気づいた杉元はすぐ追うのだが、二人は谷に落ちる羽目に。
第7話 脱獄王
谷に落ちた二人に待っていたのは、強烈に冷たい川の水。
何とか生き延びようと二人は協力して暖をとることになる。
協力した二人は戦う気持ちもなくなり、いろいろ情報を話してくれることになった。
脱獄囚は、自分たちを脱獄させてくれた大将は新撰組の土方歳三だというのだった。
脱獄囚は今度は小樽へ行けというのだった・・・
ゴールデンカムイ 感想
とうとう黒幕は土方歳三ということで、とてもミステリアスな展開へと持って行ってくれました。
このゴールデンカムイのいいところは、アイヌ民族のことを話しに登場させているところが何ともいい感じです。
この漫画を機にアイヌ民族へ興味も持って欲しいと思います。
私個人ですが、アイヌ民族の衣装の柄がとても好きです。
アイヌ民族とは?
北海道やロシアに住む民族のことで、狩猟や物々交換で生活していた民のこと。
アイヌ語を使い、伝統衣装には独特の文様が描かれている。
詳しくはアイヌ民族博物館で紹介されています。
杉元と似た主人公たちの紹介
ゴールデンカムイを読んでいて、主人公杉元が六田登原作エフの赤城軍馬を何だか思い出させてくれました。
興味のある人は六田登エフも読んでみると面白いかも
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