「軍鶏」
原作:橋本以蔵
作者:たなか亜希夫
格闘 ★★★★★
リアル★★★★
闇 ★★★★
あらすじ
両親を殺した主人公、成嶋亮が少年院に入り、そこで出会った黒川健児。
彼は空手の達人だった。黒川から学んだのは、生き残るための空手を亮は身に付け少年院を出所する。
親を殺した亮は、普通の生活を遅れるはずもなく、自然と闇の世界に入っていくのだった。
黒川から学んだ空手で、裏社会で生活することになる。
ある時、番竜会空手の会長望月健介と出会い、番竜会が主催するリーサルファイトを目にした亮は、
自分が生きるために学んだ空手が、ショーになっていることに苛立ちをおぼえる。
リーサルファイトで活躍する菅原直人に戦いを望むが、直人は相手にしなかった。
しかし、闇に生きる亮は、あらゆる汚い手段で直人を挑発し、最後は直人の恋人にまで手にかけることになる。
激怒した直人は、リーサルファイトで対決することになる。
直人の空手は武術、命を取るまでの覚悟はなく、生きるために空手してきた亮は、命まで奪う空手の違いは、そして、直人を廃人にしてしまうのだった。
この後、亮は中国に渡り、空手で生きていくのだった。
akiyukiコメ
格闘漫画の中で、かなり描写も綺麗でリアルな漫画な漫画です。
主人公が、「親殺し」の設定ですが、それを受け入れ見てしまい、主人公亮の闇を受け入れ、漫画に美しさを感じてしまった自分もまた心に闇があるなって思います。
胸糞悪いシーンがたくさん出てくるので、好き嫌いが激しい作品だと思います。
ただこの漫画の最終巻、漫画の終わり方が評判良くないのです。
しかしそれまでの話は、作者の熱を感じれる漫画だと思うのでぜひ読んでみてください。
[…] 「軍鶏」って漫画も主人公がもがいていて、ちょっと外道なところがありますがおすすめです。 […]