漫画

風の谷のナウシカの原作は、宮崎駿の哲学を学べます。深い・・・

投稿日:2016年3月21日 更新日:

宮崎駿先生の原点。風の谷のナウシカ原作漫画。

宮崎駿がアニメを作るために書いた漫画がすべての宮崎アニメに反映されていると言っても過言ではない。

風の谷のナウシカ


【入荷予約】【新品】風の谷のナウシカ (1-7巻 全巻) 全巻セット【入荷時期未定】

作者:宮崎駿
巻数:全7巻
連載期間:1982年〜1994年(アニメージュにて)
SF    ★★★
ファンタジー★★★★★
哲学    ★★★★★

あらすじ

 

ある風の強い日、風の谷にペジテの避難民の飛行機が墜落。

そこに駆けつけたナウシカ達は、王女ラステルを見つけ助けようと駆け寄るが、瀕死の重傷だった為助けることが出来なかった。

諦めたようにナウシカは、ラステルを見つめると、彼女は兄アスベルに渡してほしいと、謎の石を託して亡くなった。

託されたこの石は、巨神兵を制御する鍵。
石の力を知るクシャナ軍が風の谷へ侵攻してくるのだった。

風の谷は、すぐ武力で制圧され、軍の兵によってナウシカの父は殺されてしまう。
それを目撃したナウシカは、激高し1人軍隊に立ち向かう。

そこにたまたま長旅から帰ってきたナウシカの師匠ユパの仲裁によりクシャナ軍は、撤退するのだった。

その数日後、トルメキアと土鬼との間に戦争が始まる。

古き盟約のため、風の谷はトルメキア兵として、土鬼の国へ侵攻するのであった。

風の谷のナウシカ 感想

 

メジャーな宮崎駿アニメとしても「風の谷のナウシカ」は皆さんはよく知っていると思います。

やはりこの作品は、劇場アニメ版ではなく、原作の漫画を読んでほしい。

なぜ読んでほしいかというと、宮崎アニメの原点であり、宮崎駿という人の考え方そのものだと思います。なので、この原作は、1回読んだだけでは、宮崎先生の思い、考えが理解できない。自分が出来なかったわけですが(泣

ナウシカの世界で戦争を起こした首謀者、その首謀者の考える平和への回帰、この星を汚してしまった人類の罪、神と呼ばれる存在達は、実は神と崇める人間達を愚弄していた。

ナウシカは、ナウシカの世界の間違った考え方を正し、強く、そして自然に生きていこうと決意する話です。

何度読んでも奥が深いです。所詮この漫画もフィクションではありますが、現実世界に向けてのメッセージも込められているように思います。

そして、出来ることなら、宮崎駿さんが死ぬ前に、この原作漫画をアニメ化してほしいと思うのは私だけでしょうか?

いろいろ考えさせられる漫画は、あまりないのではないかと思います。

時代を超えて見せたい漫画の1つだと私は思いますが、どうでしょうかね?

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