最近はF1をテレビで見なくなりましたが、今から20年以上前は誰もが熱中した車のレースでした。そして、その頃を舞台としたF(エフ)という漫画を知っていますか?
アイルトン・セナ、マンセル、プロスト、この名前を聞けば何の事か分かる人がいると思います。
このレジェンド達が活躍する頃に連載していた、六田登さん作の、F1漫画の紹介!
F(エフ)
F(エフ)あらすじ
主人公、赤木軍馬は、赤木グループの創始者、赤木総一郎の妾の間に生まれた子だった。
毎日自由に生きていた軍馬は、総一郎と馬が合わず、家を飛び出し、車をいじる事が好きな大石タモツを連れて、フォーミュラの世界に飛び込んでいった。
軍馬は、フォーミュラのFJ1600で自分の才能を発揮し、F3、F3000と、泥臭い経験をしながら、F1の世界まで、軍馬は走っていくのだった。
F(エフ)感想
この漫画を紹介したのは、時々読み返してみたくなるとても熱い漫画!
軍馬の生き方は、とても不器用だけれども、愛のある生き方。
その取り巻く人間関係も、その一人ひとり人生を燃え上がらせて死んでいく。
赤木軍馬が熱いのはもちろん、その父、総一郎もかなり熱い人間で、地方議員から国会に出馬しようとするが、親族の裏切りがあり、人間ドラマもドロドロしていて読み応えのある漫画です。
最近ではあまりないドロドロの人生の主人公がとても人間らしく、美しく見えてしまうのは自分だけでしょうか。
最近ではF1はあまり面白くないと思っています。ホンダはマクラーレンにエンジンを供給しているようですが、なんだかうまくいっていないようなので、昔のような輝きが感じられません。
トヨタも頑張っているようですが、やはりこの世代のF1を知っているものとしては、ホンダがもう少し頑張って欲しいと思います。
あの頃のマシーンはかっこよかったなぁ〜