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電脳コイルはちょっと切ないアニメ。でも子どもに見せたい作品です。

投稿日:2016年3月6日 更新日:

202X年、この時代はコンピューターにより制御され電脳部質により世界は構築されていた、そしてそれを見る装置として、電脳メガネを通して人々の生活は成り立っていた、電脳メガネはインターネットを見る事はもちろん、ペットを飼う事も出来た。

物語は、主人公や小此木優子(ヤサコ)が大黒市に引っ越してくるところから始まります。

電脳世界と現実世界で、子どもたちが命、愛情の事を考えながら少しずつ成長していくそんなアニメです。

電脳コイル

ジャンル:SF 日常アニメ
全26話

登場人物
ヤサコ/小此木優子(声:折笠富美子)
イサコ/天沢勇子(声:桑島法子)
フミエ/橋本文恵(声:小島幸子)
ハラケン/原川研一(声:朴 璐美)

監督:磯光雄
キャラクターデザイン:本田雄
制作:マッドハウス

この作品は、いろいろな評価があるみたいですが、自分はこの電脳コイルかなり好きです。

このアニメの面白いところは、パソコンを使ったりプログラムの事だったり、電子的世界なのに、昭和の子どもの遊びで、道にチョークの落書きだったり、言葉だったりかなり昭和のにおいをぷんぷんさせ、現代と昔をミックスさせたような話になっています。

はじめのあたりはギャグが入りつつ楽しい話になっていますが、後半からは、犬猿の仲と思われたヤサコとイサコは、自分たちのあだ名がイサコのお兄ちゃんがつけてくれたもだったり、死んだおじいちゃんがヤサコを上手く導いてくれたり。

最後は胸がいっぱいになるシリアスなシーンばかりを詰め込んできます。

見終わった後にはなんとも言えない寂しさと、清々しさが心に残る名作アニメです。

そして、このアニメのエンディング曲、池田綾子さんの「空の欠片」はこのアニメにぴったりで、最終話にとてもマッチしていてとても好きです。こちらもチェックしてみてください。

電脳コイルの徳間書店のホームページはこちら

見た方で、もっと詳しい電脳コイルの世界を知りたいなら、この企画書をよむと、初期の設定などがたくさん書かれているのでこちらも読んでみることをオススメします。

電脳コイル ビジュアルコレクション 復刻版

こちらのビジュアルコレクションは、ファンの為の本ではなく、これからアニメーションの世界に飛び込む人用に描かれた本です。

ほとんどのページがモノクロになっており、細かいタッチなどが確認できる本になっています。

独特の世界観の電脳コイルの不思議な感覚は、この絵のタッチによって成り立っているようですね。

気になる方はチェックしてみて!

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