ちょっと違うものが見たくなったので、うる星やつらの中でも、名作と呼ばれ、押井守監督が手がけた作品をちょっと見てみました。
◆あらすじ
諸星あたるやラム達は、明日の学園祭のために連日準備をしていた。日々過酷な状況がつづく中、相変わらず2年4組は学校の問題児の集まりであった。
その担任である温泉マークは、日々の問題に付き合わされ、ノイローゼ状態となっていた。
校長がその状態を見るに見かねて、温泉マークを保健室に連れて行き、サクラの診断を受け、薬をもらい休暇をとるのだった。
しかし、その後、サクラは温泉マークに渡した薬が、下剤と知り温泉マークのアパートに急遽向かうも、アパートの部屋の中は何年も経ったようなカビだらけ。
その事情をサクラは温泉マークに聞くのだが、どうも温泉は毎日を繰り返している異様な感覚に落ちていると話すのだった。
サクラは、その事をすぐには信じなかったが、次第に周りに起こっていく現象をみて共感し始める。
事態を重く見たサクラは、生徒たちを家に帰すのだが、面堂、メガネらは家に戻ることが出来なかった。
面堂たちは、自分の自家用ハリアーで街から逃げ出そうとするが、亀の上に乗った友引町の全貌を目の当たりにして、絶望するも、あたるの家に厄介になることになる。
同じ日を繰り返す日々。
さてあたる達はこの無限ループの中をぬけ出すことは出来るのか・・・
監督:押井守
原作:高橋留美子
声優:古川登志夫・平野文・神谷明
公開:1984年
あらすじはこんな感じです。
まずこの作品の冒頭ですが、この作品に引きこませるための手法なのでしょうか、空間の虚しさ、寂しさを表現しながら話が進んで行く場面がつづきますが、
この表現の仕方が、最近のアニメでは当たり前のようですが、この時代のアニメとしては異様な感覚をもっています。
この変な空間を感じさせる事が押井マジックなのでしょうか
そして間の取り方が絶妙なんです。
もう30年以上前の映画なのに、シナリオは全然色あせていないことにびっくりします。
最近物語シリーズばかり見ていたせいか、何だか物語シリーズの1話のような感覚。またはその逆なのでしょうか?
自分の好きな名作アニメはたくさんありますが、自身を持ってこのビューティフル・ドリーマーは紹介できそうです。
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